2022.07.13 up date

STAND Day7レポート!一般公開講座③ ローカルプロジェクトラボ「STAND」vol.4 ービジョン・コンセプトの届け方と新しいコミュニケーションのカタチー

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プログラム7日目は、前回、前々回に引き続き、一般の方もご参加いただける「公開講座」を開催。
アパレルブランド『株式会社オールユアーズ』を立ち上げた木村昌史さんと、プログラミングやセンサーを用いてインタラクティブなシステムを構築し、ライブパフォーマンスやダンス作品、インスタレーションなどの制作を行っている赤川純一さんをゲストに迎え、「ビジョン・コンセプトの届け方」や「今の時代に合ったコミュニケーションのとり方」などを、お話いただきました。

0.概要

<ゲスト>

★木村昌史さん
茨城県つくば市在住。大学在学中よりライトオンで勤務。店長やバイヤー、商品企画などの業務に携わる。2015年7月にアパレルブランド「オールユアーズ」を設立。

★赤川純一さん
オーディオビジュアルアーティスト/ Ableton認定トレーナー
茨城県龍ケ崎市出身。京都府在住。プログラミングやセンサーを用いてインタラクティブなシステムを構築し、ライブパフォーマンスやダンス作品、インスタレーションなどの制作を行う。京都STEAMとMUTEK JPによって始まった「NAQUYO-平安京の幻視宇宙-」に参加。http://junichiakagawa.net/

<日時>
1月19日(水)19:30~21:30 @zoomウェビナー

1.講義内容をレポート!

赤川さんのお話

カナダ・モントリオール発、電子音楽&デジタルアートの祭典<MUTEK Montreal(2020年)に出演された際の作品。

▼ある場所に沿った表現=3つの要素『知らせたい事×どうやって×どこで』でコンテンツを作成

赤川さんは、ある場所に沿った表現(この場所の魅力を伝えたい。この場所特有の演出がしたい。)をする際、こんな考えでコンテンツを作成しているといいます。
INPUT×OUTPUT×SITUATION
・INPUT(時刻・天気・GPSなど)
・OUTPUT(音・映像・照明・テキストなど)
・SITUATION(公園・部屋・駅など)これらを組み合わせていくことで、場所に合った表現ができるのではないかと赤川さん。

▼自分が信じているもの、自分の想いを大切に

「音楽は数字で測ることが難しい。各個人が評価軸を持っていて、判断基準を持てることも、音楽の素晴らしいところ。音楽はお金に換えられないほど大切なものだと思っています」と赤川さん。
「自分が好きだから伝えたい。その想いを大切にしてプロジェクトを進めていただけたら」とのメッセージをいただきました。

木村さんのお話

クラウドファンディングを活用しての商品開発=最初に欲しい人を集める

▼インターネット(SNS)の罠

あなたのSNS、誰が見ていますか?
=フォロワー
=身近な知り合い、趣味嗜好が同じ人
=自分との関係が近い人がほとんどなのでは?

▼3つの輪
1つ目の輪:本当に仲がいい人、やりたいことを理解してくれている人
2つ目の輪:友達の友達
3つ目の輪:友達の友達の友達
最初から3つ目を狙ってしまうと、熱量が低くなる。

コロナ禍で会いにくいご時世ではあるが、その分コミュニケーションの手段は多様化している。いろいろな手段を使いながら、自分の想いを伝える機会や商品を試してもらう機会を増やすことが大切。
「横のつながりで盛り上がっていくことへの、近道にもなるのではないか」と木村さんは言います。

2. 最後に

今回も、ゲストのお二人から刺さるワードが次々と…。即実践につながるお話からは、まだまだできることがあるぞという学びを。お二人の経験からのメッセージには、プロジェクト以前に大切なことを思い出すきっかけをいただいたように思います。

3.最終プレゼンピッチのお知らせ

9月からスタートしたSTANDプログラム、講座はこれにて終了です。
次回はいよいよ最終プレゼンピッチ!
…………………………
2月12日(土) 13:00~17:00
オンラインにて開催!
………………………………
STAND2021 プロジェクトオーナー全員が、プロジェクトのことや今後のことについてプレゼンをします。
プレゼンピッチは、一般の方にも公開する形で行いますので、「ローカルプロジェクトに興味がある!」「茨城に関わりたい!」というみなさま、ご参加お待ちしてます!

最終プレゼンピッチ詳細&お申込みは、こちら↓↓↓
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02qidipbgm521.html?fbclid=IwAR26eM6XAM6OhQ7yU69PWvVsRGJix5tY5WNvBn0q9rp7ZgVzCf8DjJHSXo0

★STANDとは?
茨城でチャレンジしたい!という方が、「自らが設定したプロジェクト」のプロトタイプを実践する7ヶ月のプログラムです。
「ローカル」で実践する際に必要な「地域のキーパーソン」とのつながりを得たり、「事業の作り方」を学んだりしつつ、県内外の先輩プレイヤーからのサポート受けながら実践することができるのが特徴です。
最終的には共に実践した仲間との公開プレゼンを実施します。
今年は20名のプロジェクトオーナーが参加中!
▶︎プロジェクトオーナー一覧はこちら
https://standibaraki.jp/

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★サポーター募集中!
STANDサポーター制度とは?
◎自分の経験/専門性を活かして、プロジェクトオーナー(参加者)をサポートしたい!
◎気になるチームがあったので、自分もメンバーに加わりたい/直接話を聞いてみたい!
という方にご応募いただき、プロジェクトオーナー様とサポーターの皆様にてマッチングを行い、各プロジェクトの支援をしていくシステムです。
ご応募いただいた後の動きについては、事務局より個別メールにてご連絡いたします。
▶︎ お申し込みはこちらhttps://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKks1f2Wc7XNeEWXPADYNfbNNVYLeo1REQoWCH9Es2RLMxrQ/viewform
サポーターの募集は随時受け付けております!

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