2022.07.13 up date

イベントレポート! ローカルプロジェクトラボ「STAND」vol.1~はじまりの、はじめ方。STANDプレ講座場づくりについてみんなで学ぼう!~

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STAND 20212回目のイベントのテーマは『小さなチャレンジのはじめ方を先輩から学ぼう』です。東京・茨城を拠点にでイベントや場作りなどローカルプロジェクトに取り組むお二方から、きっかけや経緯、ローカルでのまちづくり・場づくりの始め方やコツをお聞きします。

1.イベント概要

<ゲスト>
▼柴田大輔さん

株式会社はじまり商店街 共同代表取締役
株式会社OUR FAVORITECAPITAL 取締役

1988年生まれ、秋田県出身。東京の家具メーカーで働くも、暮らしに違和感を感じ、鎌倉に移住。鎌倉を拠点にシェアハウスやゲストハウスを運営。他にもカフェ・バル・家具屋に関わりながら、街のコミュニティづくりに参画。現在は、株式会社はじまり商店街の代表として「はじまりを、はじめる」をコンセプトに、まちづくり・場の賑わいづくり・コミュニティ支援などを行う。https://hajimari.life/ 

▼小池伸秋さん

イバフォルニア・プロジェクト

茨城の海岸を、カリフォルニアのような自由で幸せ溢れる海岸にするために、2018年春に、地元有志からなる「イバフォルニア・プロジェクト」が立ち上がる。 阿字ヶ浦で暮らす事業者とともに、浜辺を活用したマルシェやドライブインシアターの開催をしている。https://ibafornia-project.jimdosite.com/

<日時>

7月6日(火)19:30~21:30 @zoomウェビナー

2.イベントの様子

▼柴田大輔さんのお話

「はじまりのはじめかた。」

「誰しもが”はじまり”を始めるといいな。」という気持ちで会社を立ち上げ。

はじまりは楽しい、ワクワクという感情をどのフェーズでも大切にしたい。

問いを考えることがはじまり。

僕のはじまりのきっかけは自分の中にある疑問や問いなど身の回りに沢山あることから考えること、問いを考えて回していくうちにだんだん自分ごとになり自分のやりたいことが見えてくるものです。たとえば……

あなたのやりたいことは?
地域でよくいく場所は?
どんな繋がりを作って生きていきたい?

繋がり・コミュニティ・場づくりで大切な感覚は3つ。

・インプットとアウトプットをできるだけして共有をしていくこと
・共有から得たヒト・モノ・コトのつながりを継続していくこと
・そして、明るくポジティブに楽しい妄想をしながら誰かと話し仲間を作って編集していく

「はじまりのポイントとは」

サラリーマンから一転、鎌倉に移住しシェアハウスマネージャーとして働く。人のつながりの混ざり合いの面白さ、街を知り、街を紹介するようになり、人が好きな方が集まってきてあったかいコミュニティーが形成されるようになった、ここがはじまりです。

シェアハウス時代の初イベントや日本橋でのイベントを通しての気づき

・1人でせず、呼びかけし、仲間とイベントを作ることでいい空間を作ることができる
・400を超えるイベントの実施も継続していくことの大切さ
・集客ゼロの失敗も諦めずに策を出しチャレンジ

「地域資源(ヒト・モノ・コト)にはいろんな視点とアイディアがある、多様性がある中でもコミュニケーションを大切に問題意識を共有することで次の何かが始まる。相手を理解し、ジブンゴトとして意識することで楽しいワクワクする暮らしがはじまるといいなと考えている。」

「切り口、テーマはなんでもいい、ビジネスに直結するものでなくても続けていくことで接点が生まれてくるので自身のやりたいことからはじめることでいいんじゃないかな」

▼小池伸秋さんのお話

「イバフォルニア・プロジェクトとは」

100年先も豊かに暮らせる海(街)をつくるをビジョンに掲げ、1年を通して居心地のいい空間に整備されている海外のビーチ文化を阿字ヶ浦でも実現できないかということで始まったプロジェクト。

活動としては海岸周辺施設の改良や整備などのハード面の動きをはじめ、クラウドファンディングの実行、初のマーケット開催では2日間で人が集い、理想とするビーチ活用実現の一歩となった。

1年を通して快適なビーチ環境を提供するため海の家をコワーキングスペースとして開設やオンラインキャンプ、阿字ヶ浦ビーチでドライブインシアターを開催するなどコロナ禍の新しい生活様式に即したイベントを通して阿字ヶ浦ビーチに人の賑わいを起こしてきた。

この先の阿字ヶ浦の新たな魅力PRとしてワーケーション、ビーチサウナやアドレスホッパー向けの宿開放などチャレンジしている。

チャレンジをし続けるイバフォルニア・プロジェクトが目指すこと

「居心地の良い空間を作ることは、自分たち自身の幸せに繋がるから」

「STANDに参加してどうだったか」

・MVP受賞したことでメディア出演
・一緒に活動する仲間が増えた
・地域プレイヤー同士の繋がりが増えたこと

コワーキングスペースでの新企画として日替わりコミュニティマネージャー制度を導入。
課題解決と同時に、1人の個性による固定されたコミュニティから多様な繋がりのあるコミュニティ形成にすることをSTAND参加者の横の繋がりを通して実現できた。

3. 最後に

2人とも自身の活動を楽しそうに話されていて、小さなチャレンジのはじめ方は案外ハードルが低く、身の回りの疑問や好きなことを起点に始められるものなんだ!と思った方も少なくないんじゃないでしょうか。このイベントが、はじめの一歩を踏み出すきっかけとなったら嬉しいです。

★STANDとは?

茨城でチャレンジしたい!という方が、「自らが設定したプロジェクト」のプロトタイプを実践する7ヶ月のプログラムです。

「ローカル」で実践する際に必要な「地域のキーパーソン」とのつながりを得たり、「事業の作り方」を学んだりしつつ、県内外の先輩プレイヤーからのサポート受けながら実践することができるのが特徴です。

最終的には共に実践した仲間との公開プレゼンを実施します。

★エントリーについて

WEBサイトのエントリーフォームよりお願いします。

〆切:2021年8月9日(月)23:59

STAND WEB:https://standibaraki.jp/